222: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 21:58:52.76 ID:u81V2T0Qo
暑さというものは妖狐でも如何ともしがたいものがある。
ならばどうするか?
そこは人間とさほど変わりはないのだ。
223: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 21:59:32.25 ID:u81V2T0Qo
「暑い……」
「言わないで……」
224: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 22:00:08.60 ID:u81V2T0Qo
「気温はそうでもないんだけど……このベタベタしたのはどうしてもね……」
「そうだねぇ……まあうじうじ言ってても仕方ないしそろそろ帰ろうか」
225: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 22:00:54.98 ID:u81V2T0Qo
「よう、お二人さん。仲良いな」
「おや、久しぶりだね。あー……弥栄でいいのかい?」
226: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 22:02:19.20 ID:u81V2T0Qo
「ちょっとちょっとお二人さん。私のことを忘れてやしないかね?」
「わざとだ」
227: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 22:03:04.29 ID:u81V2T0Qo
「あぁ……そういうこと?だったら私はわからなくて当然か」
「そういうことだ。口調のほうはすまないな。これで定着してしまってるんだ」
228: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 22:03:48.28 ID:u81V2T0Qo
「白面ちゃん素がでてるよ素が」
「あ……んん。 ちょっと!それどういう意味だい!?」
229: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 22:04:21.06 ID:u81V2T0Qo
「あーもう……私のこと無視するぅ……」
「あっはっは、ごめんよ白面ちゃん。そういじけないで」
230: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 22:04:58.83 ID:u81V2T0Qo
「おーいしーい!やっぱこんな日は酒に限るわー!」
「ああ、もうほら落ち着いて白面ちゃん。完全に酔っぱらってるよ……」
231: ◆/5u1xsuUH.
2015/06/30(火) 22:05:26.79 ID:u81V2T0Qo
「あ、もう酒なくなったの?次よ次ー!」
「弱いくせに大酒飲みなんだからもう……」
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