42:名無しNIPPER[sage]
2015/01/08(木) 21:59:24.25 ID:XquTSQTt0
乙
43: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:15:36.25 ID:YcO4r/lFo
本日もさくっと更新なのである。
44: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:16:15.44 ID:YcO4r/lFo
歴史というものはあくまで勝者が作り上げるものであり、
それに後世の人間が後から理由づけしていくものである。
45: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:17:08.95 ID:YcO4r/lFo
僕には二人の先生がいる。
もっとも、当たり前ではあるのだが人間ではないので、
『二人』と言っていいのかどうかは定かではないのだが。
46: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:17:45.45 ID:YcO4r/lFo
本来はその一族独特の変化や、術というものが存在するので、
父親や母親から習うのが風習ではあるのだが、我が家の父上が、
47: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:18:27.20 ID:YcO4r/lFo
話を元に戻そう。
一人目の先生は玉藻前先生。つまり白面ちゃんのお母上である。
では二人目の先生はというと……、
48: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:18:58.43 ID:YcO4r/lFo
「ええ!?お孫さんってこの間お会いした?」
「そうじゃ、あれはあやつが300歳ぐらいの時でのう……まだまだやんちゃじゃった」
49: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:19:48.61 ID:YcO4r/lFo
僕も白面ちゃんも亀先生に色々なことを教わった。
それこそまず人間の言葉であり、歴史であり、生活であった。
変化した際になんら不自由のないようにという亀先生の心遣いだった。
50: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:20:30.54 ID:YcO4r/lFo
「……とまあ、平安時代にあったことと言えばこのぐらいじゃな。
何か質問はあるか?」
51: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:21:17.43 ID:YcO4r/lFo
「あー、二人とも人間の間で語り継がれておるあやつの伝説については知っておるな?」
「はい、なんでも母上が悪さをして人間にお仕置きされたとかなんとか……」
52: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/09(金) 19:21:56.39 ID:YcO4r/lFo
「そしてあやつもおっちょこちょいなりにも一生懸命宮仕えをしておったのじゃ。
そしてあくる日、鳥羽上皇の目に留まることがあったのじゃ。
そしてあやつは大層気に入られてのう……」
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