59:名無しNIPPER[sage]
2015/01/10(土) 00:05:02.18 ID:BaP3ogquO
おつかれさま!
60: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/10(土) 15:23:38.25 ID:eEu01jGQo
早めにさくっと貼って次を早めに書くのだ。
61: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/10(土) 15:24:08.32 ID:eEu01jGQo
妖狐と呼ばれる我らはそれなりに多く存在している。
そして化け狸もだ。
人間社会にもそれなりに馴染んでいるものも多く、
62: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/10(土) 15:24:47.05 ID:eEu01jGQo
「おーい、総次郎くん」
「やあやあ、浩二さんお久しぶりですなあ」
63: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/10(土) 15:25:19.16 ID:eEu01jGQo
「ありゃりゃ、それは残念。もしかして白ちゃんかい?」
「あっはっは、そうなんですよ。
64: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/10(土) 15:26:07.25 ID:eEu01jGQo
彼は人間さん。浩二さんである。
何かと前から縁があり、仲良くしてくれている。
なんでも同じ次男坊だから波長が合うのだとかなんとか……まあどこまでが本心かはわからないが。
65: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/10(土) 15:26:56.53 ID:eEu01jGQo
元々、僕ら妖狐の世界では名前を持っている者というのは少ない部類だった。
本来妖狐の世界での名前というものは『格』なのだ。
我らが偉大な父上、山城一太郎は妖狐界では名の知れた大人物なのである。
66: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/10(土) 15:27:41.44 ID:eEu01jGQo
我が母上も名前を持っていないらしい。
小さい頃にその理由を尋ねたら、
67: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/10(土) 15:28:35.28 ID:eEu01jGQo
近年、世情の変化から妖狐も狸も人間の世界に紛れることが多くなった。
その際にやはり名前というものは便利である。
というより名前がなくてはやっていけないのだ。
68: ◆/5u1xsuUH.[saga]
2015/01/10(土) 15:29:13.08 ID:eEu01jGQo
「あ、やっときた。もう、遅いよ」
「遅くなってごめんね。白ちゃん」
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