過去ログ - 八幡「生きることは悲劇的だ」
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19:名無しNIPPER[saga]
2015/01/11(日) 04:05:23.10 ID:BgkC1b+qO
「故にこの場合、我々生徒会メンバー全員で出向いていたずらに注目を集めるのは由比ヶ浜二年の意にそぐわないことになるやもしれん。しかし彼女の所属は一組……」

「なるほど、行って不自然じゃない適任者がいないってことか」

「うむ、だからこの中で一番不自然さが少ない阿久根書記に迎えを頼もうとしたのだ」

黒神の言葉にようやく合点がいったとでもいうように人吉は頷く。

学校というものはクラス一つの違いが別世界と等しい意味合いを持つ。

これが特別科……そこまでは言わないが体育科や芸術科なら同じ畑として訪ねても違和感というものは少ない。

が、一組は普通科。これは同じ普通科であっても繋がりは生まれない、言うなればその他の集まりが普通科なのだ。

そして学年も違うとなるともはやお手上げ。

辛うじて同じ学年である阿久根に今回の任務が与えられた。

「けどよ……阿久根先輩が行くってのは素晴らしく目立つことだと思うぜ」

「……どうしてだい?」

阿久根は分からない、という風に首を傾げる。

「鏡でも見てください」



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