62:名無しNIPPER[saga]
2015/01/19(月) 20:05:54.25 ID:dsa+hVEeO
8月17日
フェアリー、2連敗。
先日の差し替えの件で響に動揺があった。
オールスターライブが終わったことで美希の緊張が切れた。
2人のフォローをしようと、貴音の動きが中途半端だった。
本来の力が100%出せれば、こんなところでつまずくグループじゃないはずなのだが。
他のアイドルにもかなり動揺が出ている。
春香の笑顔には陰りがある。
やよいの声からは張りが消えている。
雪歩の行動には怯えがぶり返し始めている。
真美のテンションは下がりっぱなしだ。
このままではいけない。
なんとか事務所の活気を元に戻さなければ。
そう思った俺は、1度全員を事務所に集めた。
そして、みんなの前で叱咤激励の喝を入れるつもりだった。
事務所に全員が集まったその時、俺は資料を手にし、ソファの方へ移動した。
そして、腰をかけたその瞬間
ボブゥボボボブビぶるちバボブブゥウウウウゥゥゥ!!!!
轟音が、鳴り響いた。
全員の目が俺に向いた。
全員の顔がキョトン顔だ。
俺には何が起きたのか分からなかった。
ただ、俺のケツから轟音が鳴り響いた。
ぷっ、あっははははははははは!!
引っかかったな兄→ちゃ→ん!!
あっひゃっひゃっひゃっ!!
亜美だ。
ブーブークッションだ。
してやられた。
状況を飲み込めてきたころ、事務所は徐々に笑いに包まれた。
千早なんかは顔を真っ赤にしていた。
律子は声を荒げたが、亜美は物ともしなかった。
だぁって最近みんな暗いんだもん!
亜美たちはみんなを元気にすんのが仕事っしょー?
その亜美たちが元気なかったらみんなを元気になんか出来っこないじゃん!
ごもっともだ。
たぶん、俺も暗い顔をしてた。
こういう時、亜美は強い。簡潔明瞭なまでに、核心を突いてくれる。
お陰で、どこか事務所内での堅さと暗さが払拭された。
でも、ブーブークッション5個は仕掛けすぎだろ。
よく違和感なく隠せたな。
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