83:名無しNIPPER[saga]
2015/01/22(木) 20:41:29.22 ID:dcMSAUjh0
10月15日
フェアリーBランク昇格。当然だ。
元々潜在能力抜群の3人だ。ひたむきに努力すれば必ず結果に結びつく。
もはやBランクでも敵なしだろう。
今日、また嬉しいことがあった。
番組収録後、フェアリーが着替えに行ってた時のことだ。
中々帰ってこないので、様子を見に行ったところ、3人が絡まれていた。
あろうことか、黒井社長に。
いままでのこともあって、カッとしてしまった。
ウチのアイドルになんの用だと、ケンカ腰で突っかかってしまった。
途端に、3人が笑い始めた。
な? だから自分たちは961プロには行かないぞ。
ここまで私たちを見てくれる方は他におりませんので。
むしろ、そっちも自分のアイドルをちゃんと見てあげるべきだと思うな。行こ、ハニー。
美希に腕を引っ張られ、その場を後にした。
後で話を聞いたら、なんと961プロにスカウトされていたらしい。
ウチよりも破格の待遇、充実した設備、きらめくライブ。
ハリウッドのステージを用意してやるとまで豪語していたらしい。
だが、3人は765プロに残ってくれた。
んー、自分、今は765プロでフェアリーやってるのが楽しいからなー。
じいやを説得したのは紛れもなくあなた様。ここで高みを目指す以外、私の望みはありません。
ミキのことをちゃんと見てくれるのはハニーだけなの。あっちはなんにも見てないの。そんなの、や。
なんというか、本当に、プロデューサー冥利に尽きる。
また泣きそうだった。
落ち着いてからハニーってなんのことか美希に聞いてみた。
あんなにタイミング良く、カッコよく出てくるんだもん。
あずさ風に言うなら運命の人ってカンジ。
だから、これからもよろしくね、ハニー。
……前の世界でもそう呼ばれていたから、別段驚きはしないが。
それでもやはり、なんかこう、くすぐったい。
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