過去ログ - ラムザ「家畜に神はいないッ!!」 Chapter2
↓
1-
覧
板
20
103
:
◆0GwMTFVeHDWq
[saga]
2015/01/11(日) 10:41:03.92 ID:QMSOIskO0
─────────
使用人「旦那様ッ!一大事にございますッ!!」
ダイスダーグ「何事か、騒々しいッ!」
使用人「きっ、機工都市ゴーグにて、大規模な爆破テロが発生したようです!」
ダイスダーグ「何……?」
使用人「現場に居合わせた“草”からの情報によりますと、死傷者の数は住人だけでも数千人にまで及び、街は目も当てられない状況であると……!
ダイスダーグ「……ゴーグはライオネル領だったな。反枢機卿派ゲリラの仕業か?」
使用人「そ、それが……ッ」
ダイスダーグ「酷な事を言うようだが……、ライオネル領で起こった問題は、ライオネル領内で始末をつけるのが領主の務めというものであろう。ゴーグでいかな被害が出たとはいえ、我々には関係のないことだ」
使用人「で、ですが旦那様……」
ダイスダーグ「(しかし現状、オヴェリアの身柄を巡る問題については、我々と枢機卿とは協力関係にある……。その枢機卿の治めるライオネルの一大事に、ガリオンヌが無関心を決め込んだとなれば、教会の反感を買うこととなろう。いざゴルターナ軍と開戦したとして、ミュロンドがいつまでも中立を保っているとは限らぬ……。ここは被災者救援の為の人材を派遣し、教会と枢機卿に恩を売っておくのが得策か)」
ダイスダーグ「……わかった。被災者救援の為の人材を、北天騎士団から派遣するのだ。水や食糧を送ることも忘れるな」
使用人「だ、旦那様……」
ダイスダーグ「元よりライオネルは中立を主張する地。無論ゴルターナ公も黙ってはいるまいが、ここでガリオンヌ側から恩を売っておけば、枢機卿もどちらか片方に肩入れするということはなかろう」
使用人「し、しかし旦那様……!」
ダイスダーグ「何だ、まだ何かあるのかッ!はっきりと申さぬかッ!!」
使用人「“草”からの情報によりますと、爆発の際、現場から逃走するラムザ様らしき人物を目撃した、と……」
ダイスダーグ「」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
137Res/102.81 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - ラムザ「家畜に神はいないッ!!」 Chapter2 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1420719923/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice