過去ログ - ラムザ「家畜に神はいないッ!!」 Chapter2
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31: ◆0GwMTFVeHDWq[saga]
2015/01/09(金) 18:59:04.31 ID:h/kixctC0
アグリアス「何?アリシアを?」

ラムザ「ええ。オヴェリア様の身辺警護はアグリアスさんとラヴィアンがいますし、バート商会の有する戦力がどれほどのものか分からない以上、戦力は多いに越したことはないと思って」

アグリアス「……確かに、そうだが。しかし、おまえがそこまでする程のことなのか? いくら伝承に登場するような代物だとはいえ、実物を見た上でもただのクリスタルにしか見えないと枢機卿も言っていたではないか」

ラムザ「いいえ。確かに僕も話の信憑性を疑いましたが、ムスタディオの見たという聖石が本物にしろ偽物にしろ、最悪の事態を想定して動くべきでしょう」

アグリアス「というと……?」

ラムザ「万が一にも聖石の奪取に失敗してしまった場合、それが今後の世の中にどのような影響を及ぼすか見当もつきません。最悪の場合、ルードヴィッヒの目論む聖石の力を利用した新兵器が、ラーグ公やゴルターナ公の手にでも渡ろうものなら、その矛が向かう先は、なにも敵陣営だけとは限らないでしょう」

アグリアス「………」

ラムザ「ラーグ公やゴルターナ公の立場を踏まえた上で考えてみてください。ラーグ公にとっては邪魔者を抹消するという意味で、ゴルターナ公にとっては自身の立場を有利にするという意味で、目下、最優先で何とかしたい相手がいる」

アグリアス「オヴェリア様か……ッ!」

ラムザ「そうです。ラーグ公はオヴェリア様の存在を疎ましく思っているし、ゴルターナ公にとっては戦争の大義名分が欲しいところでしょう。生かすにしろ殺すにしろ、どちらもオヴェリア様の身柄を狙っているという点では変わりありません。そしてアグリアスさんは、オヴェリア様を守るために彼らと戦わなくてはならない。そうでしょう?」

アグリアス「当たり前だ……! オヴェリア様を護るのが私の使命、例え相手が何者であろうと、どんなに強大であろうとだッ!」

ラムザ「そうですね、野暮なことをお聞きしました。ですが、どうか気を悪くしないで聞いてください」

アグリアス「………」

ラムザ「アグリアスさんの力が頼りになることは、僕も十二分に承知しています。オヴェリア様にしてみれば、これほど心強い味方はいないでしょう。 ……でも、それは既存の兵力が相手であればの話です。その戦場にもし、聖石の力を使った未知の兵器が台頭してくれば……アグリアスさんは、オヴェリア様をお守りすることができると断言できますか?」

アグリアス「それは……」

ラムザ「僕が懸念していることは、その点です。聖石によってルードヴィッヒの新兵器が完成してしまえば、その矛先がオヴェリア様やアグリアスさんに向かう可能性は高い。そうなる前に、何としても彼らの手から聖石を死守しなければならない。それをより盤石とするために、今は少しでも戦力が欲しいんです」

アグリアス「………」





ラムザ「(ほんとはアリシアがあまりにも不憫で見ていられなかったからなんだけどwwwwwwwwwwwwwwww余計なことは言わんでもいいよねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)」

ラムザ「(ついでに言えば聖石はバート商会に売っちゃうつもりだけどwwwwwwwwwwwwwwどうせ新兵器とやらは全部没収するつもりでいるからwwwwwwwwwwwwwww別にいいよねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)」


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