過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 15】
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482: ◆3ZxXgUosIQ[saga]
2015/01/11(日) 02:39:07.39 ID:YIPLHwLK0

 エリックの放った拳がスライムに絡め取られる。
 分解をしようともスライムは不定形がゆえに崩れ去る形を持たずに保たれ、同時に異能を発動するための手を封じられる。

颯「どうした、消すんじゃなかったのか?」

エリック「気色悪い異能如きで、俺を封じたと思ったのか!」

 手を封じられたエリックは、素早く思考と体を切り替えて鋭い蹴りを放った。
 しかし蹴りをくぐり抜けて颯がエリックの耳をつまんで思いきり引っ張る。

エリック「あぐっ――!」

颯「仕置きをされたいなら存分にくれてやる。次は尻を100回叩いてやるか?」

マルタ「エリック!」バンッ

 マルタがピラーを使ってを攻撃する。
 ぱっと手を放して颯が身を引き、真下から突き上げられたピラーをよける。

マルタ「まだまだ!」

 ズドドドドッ

 しかし、一歩退く程度ではマルタのピラーは収まらない。
 細いピラーが連続で颯をめがけて繰り出されていき、体勢を立て直したエリックが再び地を蹴った。

エリック「何が最強だ! 本部は世界中からエリートが集まっているんだ!」

エリック「俺とお前の差は、ただの経歴だけでチカラなんかに差はない! 最強の座は、俺がもらう!」

颯「最強だと? 俺は自分からそんなものを名乗った覚えはない」

颯「それに――そんなことをのたまったネコ野郎の一件がまだ頭にこびりついてるんだ」

颯「次に言ったら、殺すぞ」

 ボヨヨヨンッ

 エリックの足元が、はねた。ぐらついたのと同時にそこがスライムの上だったことを思い出す。
 青いスライムが真下からエリックを飲み込むように盛り上がって包み込んだ。
 ガイアやピラーでムリに抜け出そうともがくが、スライムは動じない。

マルタ「エリック…!」

颯「マルタ・ホームズ――お前はどうしたい? 仲間がスライムに飲まれて窒息死するのを見るか、大人しく吐くか」

マルタ「っ…課長は、売れない」スチャッ

独楽(ナイフ――自分の首に――)

 【安価下1】
 1 止めるよ
 2 止めないよ




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