過去ログ - 【オリ設定】安価とコンマで異能バトル【part 15】
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◆3ZxXgUosIQ
[saga]
2015/01/11(日) 14:31:57.46 ID:YIPLHwLK0
――オマケ2・じんせーそーだん――
湊「くたびれたぁ…」グッタリ
明「ご苦労さまです。ありがとうございました」
明「子ども達も随分と遊んでもらえたみたいで、満足してましたよ」
湊「こっちは明日からまた仕事だぞ…。休みの日くらいなあ…」
明「あなたから言ってきたんじゃないですか。女が分からないー、って」
湊「意味不明だ…。あんだけ笑い声上げながら中身は自慢ばっかじゃねえか…」
明「ああやって自分の置かれた環境を賛美しておきたいんですよ。たまには吐き出したい時だってありますから」
湊「ますます意味不明だな…」
明「でも、一体どうしたら突然『女が分からない』なんて台詞が出てくるんですか?」
湊「…」
湊「俺だって焦るんだっつーの…」
明「まさか…いよいよ、誰かいい人でもあらわれましたか?」
湊「よく分かんねえ…」
明「おやおや…」
湊「大体よぉ…結婚なんかしたとこでどうなんだ? 喧嘩しようが、泣き言こぼそうが、次の日も顔合わせなきゃいけねえんだろ?」
湊「そんなことして何がいいんだよ…」
明「何がといわれると、色々とありますけど…。自然な感情じゃないんですかね。その相手と一緒にいたいって思えたら」
明「それに何となく寂しい瞬間ってありません? そういう時には会話がなくたって、そばにいてくれるだけで救われたりするんですよ」
湊「だけど冬也はろくに家どころか、日本にもいねえんだぜ? なのに嫁がやたら一途だしよぉ」
明「そこは惚れた弱味というやつですよ。あなたはそういうの、まだまだ分からないんでしょうかね」
湊「てめっ…」
明「じゃあ分かるんですか?」
湊「………………分からなくもねえつもりだけど」
明「意外ですね。じゃあもう一歩じゃないですか」
湊「…そう思ったヤツはとっくに死んでんだよ…。気が引けてんのか…何なのか…どうもなぁ…」
明「初恋なんて実らないものですよ。けど…その人とムリに重ねる必要はないのでは?」
明「重なってしまう部分はそれとして、あなたがまた未だに想ってしまう相手と同じことになってしまった時に…嫌だと感じるなら」
明「そりゃ、人が死ぬのを喜んでしまうような人間がごくごく少数派ですが、もしそうなった時…悔いが残ってまた打ちのめされるのならば」
明「あとはあなたが、それをどれだけ大切なラインに置いておくかを確かめてみたらどうですか?」
明「その上でずっとともにいたいと思えたなら、きっと好きなんでしょう」
明「…………さてと。今夜は泊まっていきますか? お疲れでしょう? 客間はいくらでも空いてますし――」
湊「いや。朝から仕込みがあるからな…。帰る」
明「そうですか。どうもありがとうございました。いい父親みたいには見えましたよ?」
湊「たりめーだ。俺はリクを育てたんだぜ? んじゃあな、考えてみる。ありがとよ」バタム
湊(そう言えば今日…まだ夜原から電話きてねえな…。俺からかけてみるか…)
prrrrr…
湊「おう、俺だ。お前次、いつ休みだ? …いいから言えっての。…よし、分かった。んじゃ、その日、空けとけ」
湊「何でって、そりゃあ…リベンジだ。何が、ないわー、だ。あるっつーの、ボケ。思い知らせてやるから、覚悟しとけよ」
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