過去ログ - 【艦これSS】提督「壊れた艦娘と過ごす日々」【安価】
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982: ◆oeBS4v7bwY[saga sage]
2015/01/19(月) 02:34:59.03 ID:AWDf/N09o

 それから十分ほど他愛のない会話をするが、雪風が深く息を吐く。

雪風「……、すみません。今日は、疲れちゃいました」

提督「ああ」

 今日は一旦帰ることにしよう。

 司令官が数日間説得できなかったのだから、俺が今この場で説得できるはずもない。

 また折を見て彼女に会いに来るべきだろう。

提督「また来るよ」

雪風「……」

 しかし雪風は答えず、目だけで俺を見た。

提督「どうした?」

雪風「……また、来てくれるんですよね」

提督「……ああ」

雪風「……待ってます」

 少しだけ苦しそうな声で雪風がそう言った。

 それはきっと、四ヶ月間の事を言っているのだ。

 あの夏の日に俺は本部に拘束された。

 そのまま鎮守府に戻る事はできず、直接俺は今の鎮守府へと異動になった。

 何も知らない彼女たちからしたら、俺が突然姿を消したと思ったに違いない。

 雪風は、四ヶ月間、待っていたのだろうか。

 こんな俺を。

 こんなに怪我をしても。

雪風「待ってますから……」



雪風の好感度上昇
↓1のコンマ十の位




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