27:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 12:53:58.20 ID:fBTxIKwpO
凛「同じ気持ち。だから、すぐ分かったんだと思う」
ことり「同じ…気持ち」
ことり「も、もしかして凛ちゃん…」
ことり(花陽ちゃんのこと…)
凛「うん」
凛「凛、あの時、なんでもない風にしてたけど、本当はすごーく悲しかったんだよ」
ことり「……」
ことり(そっか、やっぱり、そうなんだ)
凛「だからね、わかっちゃうんだ。痛いくらい、ことりちゃんの気持ち」
ことり「そう…なんだね」
凛「ねぇ、ことりちゃん」
ことり「…うん?」
凛「……」
凛「ひとりじゃ、ないんだよ」
ことり「…えっ」
凛「こんな辛い気持ち、とてもじゃないけど、ひとりじゃ抱えきれないよ。でもね」
凛「もう、ひとりじゃない。凛は、ことりちゃんと一緒だから。ことりちゃんは、凛と、一緒だから」
ことり「…っ!」
凛「凛とことりちゃんは、仲間だから。同じ、痛くて、辛い気持ちを分かち合える、仲間だから」ギュッ
ことり「り、凛ぢゃ…! うっ…あぅ…っ」ギュウッ
凛「よしよし。えへへ、ことりちゃん、あったかくていい匂いするにゃ」
ことり「うぅ……えへ…凛ちゃん、も、暖かいよぉ…」
凛「凛は、いっぱいエネルギー持ってるからね。ことりちゃんには好きなだけあげちゃうにゃ」
ことり「うん。嬉しいなぁ」
ことり「…あ、り、凛ちゃん!」
凛「はいにゃ?」
ことり「他のみんなには、ぜ〜ったい内緒だからねっ?」
凛「うん、もちろん! ばれたら恥ずかしいもんね」
ことり「約束、だよ?」
凛「約束する! かよちんにだって言わないよ!」
ことり「よかったぁ。凛ちゃん、ありが」
凛「ことりちゃんが屋台にチーズケーキなくて泣くほど落ち込んでたなんてこと、凛の心の奥に封印にゃ」
ことり「えっ」
凛「凛はラーメン大好きだけど、ことりちゃんのチーズケーキ好きも相当だしね。お鍋に入れちゃうくらい」
凛「でもそんなことで落ち込んで泣いちゃったってばれたら、甘く見られちゃうし、きっと笑われちゃうもんね!」
凛「大丈夫! これでも凛の口はしばらく使ってなかったアロンアルファのフタよりも固いって評判にゃ! だから、安心してよ、ことりちゃん!」
ことり「……」
ことり「えっ」
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