過去ログ - 【艦これ】日向「結局長月が代表のままか。ま、楽でいいが」
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828: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2015/05/24(日) 05:06:40.06 ID:8etTTX7qo
空母棲姫<<貴女が裏切りさえしなければ第三位が死ぬことは無かった>>




離島棲鬼「確かにその通りではありますが、少し誤解を招きそうな言い方ですわね」ケラケラ




空母棲姫<<第三位が死んで良かっじゃない。今心底嬉しいのでしょう>>


飛行場姫<<う、嬉しいわけ無いだろ!?>>


空母棲姫<<今も容赦なく同胞を殺す貴女には嬉しいはずよ>>


空母棲姫<<敵を守り味方を殺す、これが貴女のしたかったことだもの。嬉しくないわけがない>>


飛行場姫<<私は……そんなつもりじゃあ…………>>


空母棲姫<<なら今すぐ妨害行為を止めるよう命令を下しなさい>>


飛行場姫<<そしたらオマエら艦娘と人間を殺すんだろ>>


空母棲姫<<ええ。そうするために生きているのだから>>


飛行場姫<<そんなの駄目に決まってる!>>


空母棲姫<<第五位配下の同胞よ、聞きなさい。この者は敵と通じ正常な判断が出来ずに居る。忠誠にも値しない出来損ないよ>>


空母棲姫<<大妖精様の意思の代行者として創造主の名において命じます。『道を開けなさい』>>



レ級改「姫様、頼むから、お願いだから、淀むなよ……下の連中はそういうのに敏感なんだからな……」



飛行場姫<<私は…………>>



レ級改「〜〜〜〜〜ッッ!!!! 姫様のバカヤロー!!」



第三位を実の姉と想うが故、生来の素直さが悪い方向に出たと言うべきだろか。

その質問は姫の序列を元に構成されていた共栄圏側の深海棲艦の指揮系統がどうなるかまで見越しての行動だったのだろうか。

第八位の思惑はどうあれ結果は一つだった。

飛行場姫側の下位種が大妖精側へと寝返るという結果に帰結した。



離島棲鬼「お見事ですわ第八位様」クスクス



深海棲艦を味方と戦わせるという無茶が通ったのも第五位の姫という権威があったからこその荒業だった。

人間を守ることが長期的に見れば深海棲艦にとっての利益、ひいては大妖精の利益に繋がるという言説を展開した第五位の元に集った集団はその提唱者が自らの示した道に迷いを持った瞬間に瓦解した。

一言でも迷ってはいけなかった。

下位種の深海棲艦らは知能が低くとも発された言葉の中の強さ弱さ、迷いを敏感に感じ取る。

例え虚勢だとしてもこの場においては張り通す必要があった。


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