過去ログ - 【艦これ】日向「結局長月が代表のままか。ま、楽でいいが」
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969: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2015/08/01(土) 05:45:58.50 ID:8AP1B4kBo

長月「良いさ。自分を壊すような存在だってコイツは受け入れる」

戦艦水鬼「何故分かる」

長月「私がそうだからな。私を内包してるコイツが私より狭量なわけ無い」ケラケラ

長月「まぁこんなところでデカイこと言ったって、私は自分の世界に戻ればただの駆逐艦でしかないんだけどな」

長月「死んだ提督のこと思い出して泣いて、駆逐隊の仲間に苛められて喚いて、自分の身近な誰かを守るために全力を出しても守れなかったりする」

長月「でも私は戻るぞ。不幸なんて嫌だけどそれで良いんだ。無限にある選択肢を選ぶ自分が居る。その自分は紛れも無く私で……大好きな提督や私の仲間が居てくれた何よりの証拠だし私自身なんだ」


長月「どうだ長門、諦めて私と一緒に不幸になってみないか。きっと最高に満たされるぞ」ニッ


戦艦水鬼「……そんなもの、お前にとってはもう不幸でもなんでも無いだろうが」

長月「まぁな〜」ケラケラ

戦艦水鬼「とんだ幸せ脳みそ話を聞かされた」

長月「何度でも言うがかなりイカれてないと駆逐艦なんてやってられん」

航空戦艦棲姫「あははは」

長月「とりあえず戻ろうか」

航空戦艦棲姫「そうだな」





今度は下へ、因果律の中へと戻ってゆく。



明転

再び真っ白な空間へと戻ってきた。

逆に眩しくて目を閉じる。

それでも、自分の身体が形を取り戻す感覚がしっかりと伝わってきた。


長月「……あー、長門。目を開けてもびっくりするなよ。私もびっくりしてるから」

戦艦水鬼「なんだ?」

航空戦艦棲姫「……一つ言えるとすれば因果律は我々の感覚でかなりお茶目ということだ」

戦艦水鬼(何かあるのか?)


目が完全に慣れる前に声が聞こえてきた。


「や、遅かったじゃないか」


その声の主は見知った艦娘だった。

日向「待ちくたびれたぞ」


黒い髪に黒い瞳、そして肌色。

深海棲艦化する前の日向そのままの姿。

しかも居るのは日向だけでは無かった。


三隈「皆さん、御機嫌よう」ペコリ

木曾「おーっす。長月、あと長門さん」ヒラヒラ

時雨「また会えたね」フリフリ


戦艦水鬼「お、お前たち!? どうしてここに……」

長月「……因果律はお茶目というか最早意地が悪いと言うか」ハァ


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