過去ログ - 岡崎泰葉「どんな過去であっても」
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31:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:39:12.54 ID:y6sOBbmQo
「あ……」
まるで写真に刻み込まれた映像が脳内へと流れ込むかのように、鮮やかに記憶が蘇ってくる。
そう、確かその時、私はプロデューサーと会話をしたのだ。
彼からすれば、周りは全員年上の大人で、その中に年下の女の子が一人だけ。
そしてその女の子は、エキストラの自分とは違って、他の大人達のようにちゃんと演技をこなす。
とにかくそのことに心から驚いていたらしかった。
すごい、すごい、と言っていたのを思い出す。
普通の男の子……と言うには少し年上だったけれど。
そういう相手に演技を褒められたりするのは初めての経験で、素直に嬉しい半面、少し照れ臭かったのが印象に残っている。
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