過去ログ - もしもあの時貞本エヴァでシンジのサルベージがうまく行かなかったら
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名無しNIPPER
[saga sage]
2015/02/08(日) 07:13:51.74 ID:MScwTb4M0
==== 零号機プラグ内 ====
(闇の中を見やるレイ)
(シンジにすがりついているもうひとりのレイが半ばふりかえる)
(ほくそ笑み、見ているレイに声もなく語りかける)
別レイ《あなたも、こうすればよかったのに》
レイ「!」
==== 闇の中 ====
レイ(別レイ)『碇くん……』
(シンジの目を覗き込む、もうひとりのレイ)
シンジ『なに……んっ……』
(唇を塞がれ目を見開くシンジ)
レイ『……』
シンジ『……』
プハッ…
シンジ『あ、綾波?』
別レイ『碇くん』
(少し上目づかいにシンジを見るもうひとりのレイ 上気した頬)
(シンジの肩に顎を預け耳元でささやく)
別レイ『私とひとつになりましょう』
シンジ『えっ?』
別レイ『それは……とても気持ちのいいことなのよ』
シンジ『あ……あの……』
==== 発令所 ====
(モニタ上、使徒に巻き取られほとんど見えなくなっている初号機)
(片腕だけが使徒の体の間からはみ出している)
(うごめいている使徒)
ピピピピピ……
マヤ「変です……目標の識別信号が、初号機に切り替わります!」
ミサト「やられた! これで奴が侵入しても自爆しない!――」
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