過去ログ - もしもあの時貞本エヴァでシンジのサルベージがうまく行かなかったら
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171:名無しNIPPER[saga sage]
2015/03/01(日) 13:51:56.79 ID:vuN0ax+40
カヲル「これは……」

冬月「すでに、我々とともにある、ということだ――」

カヲル「……」

冬月「――君の心もな」

   (コップの酒を一口すする冬月)

カヲル「……利用できるものは何でも利用するんですね」

冬月「気に食わんかね?」

カヲル「……別に……」

アスカ「あ、あの……」

カヲル「なに?」

アスカ「あんた達の言ってること、さっきから全っ然わかんないんだけど」

カヲル「……わかんない方がいいよ」

アスカ「よ……よくないわよ! ちゃんと説明しなさいよ!」

カヲル「……」ゴクゴク…

プチ…プチ…

冬月「彼女に会うことはかなわなかったか」

…ドボーン…

ゲンドウ「……」

冬月「彼女が一人で初号機に残ったのは、我々の生きる強さを信じていたからこそではなかったか」

ゲンドウ「……」

   (コップを口に運ぶゲンドウ)

冬月「いずれ会える時がくる。我々は彼女の意思を継いで生きて行かなければならないが……たとえ、一人になったとしても」

ゲンドウ「……」

冬月「いや、生きて行こうとする我々の中に、すでに彼女はいるのだ」

ゲンドウ「それを見失っていたのか……今まで」

プチ…プチ…

冬月「碇、お前には、まだ違う生き方がある」

ゲンドウ「……」



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