過去ログ - 【艦これ】提督「ちんじふ裏らじお」【安価】
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29: ◆oMS.oR7QexOG[sage]
2015/01/10(土) 15:03:01.47 ID:Q9BSG/7Jo

提督「榛名おまえええええっ!! ――明石ァ!!」

明石「ま、まあ本人からの承諾をいただいたなら……え、ええっと……」


明石「……『提督くん、榛名、あけましておめでとうございます――』」

榛名「――え?」

提督「ひいいぃ…………ん?」ムクリ


 “きみたちがうちを出ていってから、はや数年が経とうかと思います。
  お変わりありませんか? こちらは新年ということでみんなおおわらわです”


榛名「待ってください、これ聞かれちゃいけないやつです」

提督「続けてください」


 “いまとなっては昔の話になりますが。
  提督くんが叔父さんの鎮守府で世話になると聞いたときはとても驚いたものです。
  年若く未来も明るき少年が戦の世界へと身を投じるなんて。と、はじめは叔父さんに憤慨したこともありました”
 
 “ですが、わたしにとってもっと驚いたことは。
  榛名が提督くんの後を追って艦娘になると宣言したときのことです”
  

榛名「待っ…………て、提督っ!」

提督「よーしよしおとなしくしてろ……」

提督「――――な、榛名」ギュッ

榛名「ひあっ……ゃ、ぁっ……ま、まって、あかしひゃんっ」


 “金剛、比叡に続き榛名まで艦娘として命を賭すのかと。
  わたしは反対しました。うちの大社の離れの座敷牢に幽閉したこともありましたね”

 “運んだ食事まで断り、ひたすら訴え続けましたね”

 “艦娘として戦い敗れた“平沼”を失ったばかりのわたしは、艦娘という職業に忌避感を抱いていたから”


提督「(…………“ヒラヌマ姉さん”、か)」

榛名「…………」


 “わたしの言うことには決して逆らわなかった榛名が、そうまでするのかと。
  そうまでするほど提督くんのそばにいたいのか、と、そう問いましたね”


榛名「やっ――」


 “あなたは毅然としてこう答えましたね。
  “『提督のすべてが榛名のすべてであり、榛名のすべては提督のために――』”


提督「明石さんストップ! もういい、もういいです!」

明石「…………はい、わたしも少々過ぎたことをしてしまいました。申し訳ありません」





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