過去ログ - 【艦これ】提督「ちんじふ裏らじお」【安価】
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6: ◆oMS.oR7QexOG[sage]
2015/01/10(土) 14:38:35.72 ID:Q9BSG/7Jo



提督「(その日は秘書艦の榛名と二人で徹夜の作業だった)」

提督「(そして驚いたことに、明石さんの話を聞いた翌日、大淀さんが記録用のディスクと辞令書を届けに来た)」

提督「(どうやらホントの本当に今晩から放送を開始しないといけないらしい。辞令を確認して頭が痛くなった)」


榛名「提督……? あの、お口に合いませんでしたか……?」

提督「……ん、いや、このメシ食ったらラジオと思うとげんなりしてきてな。
   まさか特別佐官とはいえ、提督になってから放送部の真似事をすることになるとは思いもしなかった」

提督「今日に限ってすっげぇ時間経つのが早く感じる……」

榛名「ああ……そうですね……。で、でも、提督は学生時代には放送部だったじゃないですか。その経験を活かして、とか」

提督「いや……幽霊部員もいいとこだったろ、それを言ったら榛名だって一緒の放送部だったろ」

榛名「そ、それはそうですが……」

提督「二人して幽霊部員だったもんなあ……校則で必ず部活動に所属するように決められてたからなあ。
   叔父さんの伝手で卒業後鎮守府入りすることが決まってたから、二人とも勉強に明け暮れてたし」

提督「もともとこういう人の前に出て喋るっていうのは性に合わないんだよなあ……なんか、恥ずかしいし」

榛名「も、もう決まったことなんですから、頑張ってください! 榛名も応援していますからっ」

提督「あー、榛名はいい子だなあ……よしよし」

榛名「んっ……」

榛名「そ、それにはるな……提督の放送、ちょっぴりたのしみにしてたり……なんて」

提督「そうかあ……よしっ! 榛名が楽しみにしてるとなったら一肌脱ぐっきゃないだろ! 榛名の両親にも、榛名たちが元気にしてるってとこ伝えてやんないとな!」

榛名「ふふ……父や母も、久しぶりに提督のお声を聞きたがっていましたよ」

提督「そうかそうか……よし、今晩は二人で頑張って乗り越えような!」

榛名「……え? ふたり?」

提督「番組を進行するにあたってな、俺がMCを務めるのは決まってるんだが、ゲストとして艦娘を呼ばないといけない決まりでな」

提督「記念すべき栄えある第一回放送のゲストは…………榛名、お前だ」

榛名「えっ」

提督「うっふふふふふふ……お前ひとりだけ蚊帳の外にはさせないぜ……」

提督「まるで他人事みたいに言いやがってよお……ずっと一緒だからな榛名……うっふふふふふふ」

榛名「」






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