過去ログ - 戦刃「わ、私が苗木くんの専属メイド?」
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48: ◆6zDpBnlluo[saga]
2015/01/13(火) 23:26:31.24 ID:7imY/sYrO



苗木「だいぶ取られたな……。来週の食事代は厳しくなりそうだ」

戦刃「いざとなったら私が貸してあげる……」

苗木「ありがとう、助かるよ」ガチャ

苗木「ってうわああああ!?何だよこれ!部屋が……部屋が!」

戦刃「あ……忘れてた」

苗木「一体誰が……まさか本当に襲撃者が!?」

戦刃「あの……」

苗木「でも何かが盗られた形跡があるわけでもないな。ケータイとサイフは持ち歩いて正解だった……」

戦刃「あのー……」

苗木「でも待てよ。犯人はどうやって部屋に入ったんだ?ボクが授業を受けてた時、鍵は戦刃さんが持ってたはず……。セレスさんに会った時はボクが持ってたから……」

戦刃「あの!」

苗木「うわっ!ど、どうしたの急に。まさか犯人に心当たりが」

戦刃「ご、ごめんなさい!これやったの、私……」

苗木「え?戦刃さんが?」

戦刃「ご主人タマの部屋を掃除しようとしていつも以上に警戒していたんだけど、いつの間にかこんなことに……」

苗木「い、いつの間にか……」

戦刃「ごめんなさい。私、本当に……」

苗木「し、失敗は誰にでもあるよ!これぐらい気にすることじゃないって!」

戦刃「え……?」

苗木「元々、この家具も取り換え時だったし、その機会が訪れたと考えればね?」

戦刃「なんで……?」

戦刃「なんでこんなに私に優しくするの?私は……こんな駄目なのに……残念なのに……」

戦刃「人を傷つけることしか出来ないのに……」

苗木「それは違うよ、戦刃さん」

苗木「キミは誰かの役に立てる。キミはボクの知らないことを知ってるんだから。その知識が偏っていようと、ちっぽけなことだろうと、誰かの役に立つ日は必ずくるよ」

戦刃「苗木くん……」



戦刃「私は……」


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