過去ログ - 【咲SS】京太郎「神の一手は俺が決める!」アカギ「クク……やってみろ」【アカギ】
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39: ◆RwzBVKdQPM[saga]
2015/01/11(日) 19:53:54.05 ID:sQ+gYLVio

京太郎「……」

アカギ「フフ……」

 勝つのは確実に目の前の男
 須賀京太郎であると、確信していた

久「須賀君。もう諦めた方がいいわ」

京太郎「まだ……次がありますよ」
 
久「……そう。あくまで諦めないつもりなのね」

 既に大差が開き、役満でも連発しない限り京太郎の勝ちは無い
 なのにこの自信

 久が苛立つのも無理は無かった

久「(どうしてこう、私の言うことが聞けないの?)」イライラ

 久からしてみれば、飼い犬に手を噛まれるような気持ち
 京太郎のことは可哀想だとは思う
 
 だが、自分たちだってそれなりに彼のことを気遣ってきていたのだ
 京太郎もそれなりにいい思いをしているし、自分だって優しく接してきた

久「……」

 自分がいなくなった後、麻雀部が瓦解するのは避けなければいけない
 京太郎はその要なのだ

 雀力がなくても役に立てる
 それだというのに、何が不満なのか?

 こういう役に立つ方法もあるとなぜ認めないのか?

久「……っ」

 次第に久は冷静さを失っていく
 理不尽な怒りに、苛立ちを募らせていくばかりだ

京太郎「さぁ、早く打ちましょう。部長」ニッコリ

久「……ええ、そうね」

 この男をねじ伏せたい
 久はいつの間にか、その心を深く堕としていった……



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