過去ログ - 【咲SS】京太郎「神の一手は俺が決める!」アカギ「クク……やってみろ」【アカギ】
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◆RwzBVKdQPM
[saga]
2015/01/11(日) 20:20:05.90 ID:sQ+gYLVio
京太郎「(だから、例えアカギさんが本物でも……)」
アカギ「聞き分けのねぇガキ。うんと言わすには……もう……実力行使しかねぇか」ボソッ
京太郎「!?」
アカギ「クク……京太郎。俺は今、こいつらの牌を覗き放題だ」
京太郎「!?」
アカギ「もしお前が言うことを聞かないってんなら……それを読み上げてやってもいい」
京太郎「……!?」
それはつまり、相手の手牌を教えてくれるということ
そんなのもはや、イカサマでもなんでもない
ただのインチキ
麻雀ですら無い戦いとなる
京太郎「っ!!」ギリッ
アカギ「……俺はお前を勝たせる。何をしてもな」ククク
京太郎「……」
アカギ「もう一度聞く。代わろうか?」
アカギの脅迫
それは卑怯者になるかどうかの瀬戸際
常人なら、身の破滅を戦いを賭けたギャンブルでこう言われたら喜んで頼むだろう
だがしかし、京太郎の答えは一瞬で決まる
京太郎「……」コクッ
答えはYES
京太郎に取って、死よりも辛いもの
それは――
京太郎「(プライドを捨ててまで、勝とうとは思わない)」
どうせ死ぬなら、今まで生きてきた須賀京太郎として死ぬ
それが須賀京太郎の決意
色褪せることの無い、悲願なのだ
アカギ「クク……それでいい」スタスタ
京太郎「(相手も代打ちを立てたんだ。こっちだって、少しくらいいいさ)」
とは言っても、向こうは正真正銘のプロ
こちらは自称赤木しげるの幽霊
どちらが優勢かなど、一目瞭然だ
アカギ「俺は牌を掴めないんでね。言った牌を切ってくれればいい」
京太郎「……」コクッ
この時の京太郎はアカギを信じることしか出来なかった
だがそれと同時に、不思議な安心感も感じていた
京太郎「(この人なら、なんとかしてくれるかもしれない)」ギュッ
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