過去ログ - 【咲SS】京太郎「神の一手は俺が決める!」アカギ「クク……やってみろ」【アカギ】
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◆RwzBVKdQPM
[saga]
2015/01/11(日) 20:58:43.44 ID:sQ+gYLVio
京太郎「……」
靖子「どうした、怯えて声も出ないか?」フフ
アカギ「……」
流石のアカギも、オカルトというモノの予備知識は無い
どう攻略すればいいか、倒すべきか
一局でも様子を見ることが出来れば……対策は立てられる
だが、その最後の一局で雌雄が決するのだ
久「(もう手遅れよ、何もかも)」
この場の全員が、徐々に靖子の勝ちを確信していく
久や取り巻きで見ている野次馬も含め
あの咲ですら……京太郎の負けを予見していた
咲「(いい戦いだったよ、京ちゃん)」
靖子「さぁ、親番だぞ。須賀君」
そして始まるオーラス、京太郎の親
京太郎「……」
誰もが諦めと、失意に飲まれて傍観する最中
ただ一人
この局面においてたった一人だけ――
京太郎「(アカギさん、俺に考えがあります)」チラッ
アカギ「!?」
この男だけが――己の、アカギの勝利を確信していた
アカギ「へぇ、自信があるのか?」
京太郎「はい……でも、俺一人では無理です」ヒソヒソ
誰にも聞こえない音量で、ヒソヒソと話す京太郎
アカギはそんな京太郎の言葉に……ただ耳を傾ける
京太郎「……だから、……して、……すれば」
アカギ「……クク、分かってるのか? それが失敗すれば、確実に負けだ」
京太郎はマネージャーとして残りの学生生活を過ごし
学校中の悪意と戦いながら生きなければならない
しかし京太郎はそんな覚悟など、とうに決めていた
京太郎「自分の身を削らないで、勝ちを拾おうなんて思っちゃいない」
アカギ「……」ニヤリ
京太郎「俺はハナから……命、賭けてんだ」ボソッ
アカギ「フフ……同類だ、お前は」
京太郎「?」
アカギ「……やるぞ、京太郎」
くすぶりかけたアカギの闘志に、再び火が灯る
それを呼び覚ましたのは、京太郎の言葉か――それとも
だが、この時ハッキリしていたこと
それは――
京太郎「(必ず、勝つ!)」
須賀京太郎
この男もまた――天賦の才を持つ
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