過去ログ - 高垣楓「シンデレラ前夜」
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9:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/12(月) 01:02:18.58 ID:GdVxBNigO
疲労の色が伺えたのか、レッスンの続いた数か月後、やっとお休みをもらえた。

勿論肝いりのアイドル部門だから、甘ったれた言動・行動は許されない空気があったのは事実。
私もすがる道がそれしかないから、必死についていった。

レッスンを続けていて、ふと、なんで私なんだろうという疑問が浮かんでは消え、浮かんでは消え。

勿論モデルとしては徐々に尻すぼみになっているのは分かっていたことだし、
選ばれても不思議ではなかったけれど、この346プロにはもっと多くの人たちがいる。

私よりもアイドルに向いている人なんてそれこそ星の数ほどいる。
外部から取ってくることだって十分考えられる。

むしろそうした方が新しい風を入れることが出来て良かったのではないだろうか。

ベッドに倒れ込みながらそんな事を考えて、そうしたらいつの間にか朝になっていたけれど、
寝てもその疑問は払しょくされなかった。

レッスンに追われて考えもしなかったけれど、何故私だったのだろう。



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