過去ログ - スライム「スライムのオスです。やる気はあります。」
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209: ◆RGZciSY7s6[saga]
2015/04/18(土) 00:00:04.27 ID:1cscGp4A0
あれはまだデビルが小さい時だった。


デビルの父はロンダルキアではかなりの好成績をだしており、妻のサポートを借り数々の仕事を
こなしていった。

デビルはそんな父に憧れていた。

尊敬もしていたし、大きくなったら父と一緒の職場で働けたらと願っていた。


父にそれを話すと、「そうか!待ってるぞ!」とご機嫌に答えていた。


そんな4匹家族の幸せは1人の魔物使いにより、一瞬で壊された。


いつも通り父が母とともに人間の土地を侵略していた時だった。


そこに旅の魔物使いが通りかかり、父と母はその魔物使いと戦闘になった。


最初は父と母の2匹の優勢だったが、魔物使いの悪あがきのスカウトアタックにより、戦況は一転する。


母「お……とう……さん。……ニ、ゲ、テ……」


母は、スカウトのせいで正気を失い魔物使いの言いなりとなってしまった。


そこに、ロンダルキアは非情な決断をした。


父に母を殺させたのである。


それから父はおかしくなり、仕事以外なににも興味を示さなくなり、感情も消え失せていた。


幼いデビルはただ、父が母を殺したという事実に絶望した。


それからはデビルは父を憎む様になり、父に反発しアレフガルドへと旅立っていった。


泣きじゃくる妹を置いて……………


シルバー「どう?おにぃちゃん。こっちに来る気はある?」


デビル「……………………残念だが……ない。」


シルバー「じゃあ、力ずくしかないね!!!」


シルバーとデビルが同時に足を踏み出す。


2匹の拳が交差し、空を切る。


デビルはそのまま体をひねり回し蹴りをシルバーの体にたたき込む。


だが、シルバーは足と手を固めデビルの蹴りをガードする。


2匹の腕が、足が、体が交差し、相手の体に叩き込まれる。


デビル「くそ。なかなかやるな。」


シルバー「当たり前じゃん。この日のためにどれだけ頑張ったと思ってんの?」


デビル「フゥッ!」

デビルは手を刃の様にしてシルバーの体に切りつける。



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