過去ログ - スライム「スライムのオスです。やる気はあります。」
1- 20
56: ◆RGZciSY7s6[saga]
2015/01/15(木) 21:59:48.78 ID:CEqH92Pm0
メタル「ごめんね!でも、不意打ちはそっちもやったんだからおあいこだよね?」


スライム「メタルさん!」


メタルの攻撃を受け、意識も朦朧としている勇者はモゴモゴと言った


勇者「くそ………『ベホイミ』」


勇者のその一言で体の傷は全て消え、勇者の声もしっかりと芯の通っているものになった。


メタル「やばいね………こっちは回復呪文が使えないからな…………よし!」


メタルは決断すると、スライムを掴み言った


メタル「逃げるよッ!」


スライム「え?え?」


スライムの返事を待たないまま、メタルは韋駄天の様な速さで洞窟内を駆け抜けた。


スライム「ぐぉぉぉぉお!」


スライム(ふ、風圧が………やばぁぁい!)


メタルの圧倒的スピードにより、2匹は洞窟の外に出る事ができた。


メタル「はぁ……はぁ………なんとか……逃げれた……かな?」


スライム「や……やりましたね…………ってメタルさん!血が……」


メタルの勇者の攻撃によって受けた傷は、スライムを助ける為に勇者を攻撃した時とついさっきの逃走による無理な駆動によって完全に開いてしまっていた


メタル「はは……。グフッ!……ちょっとヤバいかも……」


メタルの顔色はみるみる悪くなっていく……


スライム(ど、どうすれば………ともかく!第1課の魔物たちなら………)


その時………勇者はリレミトによって洞窟の外に出ていた。


勇者「見つけたぜ!」


勇者はスライムたちを見つけた途端に持っている剣を振るった


ガキーン


勇者「チィッ!やっぱりこのメタルスライム雑魚じゃねぇな……」


メタルは自らの鋼鉄の体をあえてぶつける事で勇者の剣を防いだ。


メタル「早く逃げて……スライムくん!」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
216Res/152.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice