24: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/13(火) 23:58:32.96 ID:mbFjQrx30
ナツキ「どうしたんスか?」
ハルカ「あっ、えーっとねえ…」
ハルカ(しまったわ…。どうやって話を切り出すかとか、全く考えてなかった…!)
25: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:00:48.77 ID:2GsSGbT30
ヒトミ「何だよお前、ハルカ先輩に逆らうのか〜?」
ナツキ「別にそう言う訳じゃ…」
ヒトミ「だったらさっさと行けよ〜、ハルカ先輩に迷惑かけるなよな」
26: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:11:28.74 ID:2GsSGbT30
―屋上―
ハルカ「…それでね、ちょっとこのお弁当を食べて欲しいんだけど…」
ナツキ「了解ッス」
27: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:16:49.95 ID:2GsSGbT30
ナツキ「…」
ハルカ「ど、どうかな」
ナツキ「すげえうめえッス」
28: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:25:59.07 ID:2GsSGbT30
ナツキ「ハルカ先輩は、苦手な料理とかは無いんですか?」
ハルカ「え? あ、うん、特にこれといって無いかな」
ハルカ「和食も洋食も中華料理とかも、あんまり失敗しないで作れるし」
29: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:30:07.57 ID:2GsSGbT30
ナツキ「トウマの奴、和食が嫌いにでもなったんスかね」
ハルカ「う〜ん、そんな事無いと思うけど…」
ハルカ「もしかして、ちょっとマンネリになってるとか?」
30: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:34:51.32 ID:2GsSGbT30
ハルカ「時々トウマは家に来て夕飯食べてったりするし、そういう変化も必要なのよ」
ナツキ「その件については、いつもご迷惑おかけしております」
ハルカ「そんな気を使わなくていいのに。トウマはもう家族みたいなものなんだから」
31: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:37:57.51 ID:2GsSGbT30
ナツキ「一回手を抜くと癖になりそうですし」
ハルカ「ナツキくんは真面目なんだね」
ハルカ「困った時はお互い様なんだし、たまには気を緩めるのも…」
32: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:42:22.11 ID:2GsSGbT30
ハルカ(落ち着くのよ、私)
ハルカ(いくら小まめに話をする口実ができたからって、交渉が上手くいかなくては意味がない)
ハルカ(あくまでも冷静に、冷静に…)
33: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:44:56.09 ID:2GsSGbT30
ハルカ「ね? この通り!」
ナツキ「…」
ナツキ「わかりました。ハルカ先輩のご迷惑にならなければ、時々お邪魔させていただくッス」
34: ◆ELOhNgd7TE[saga]
2015/01/14(水) 00:52:45.06 ID:2GsSGbT30
ハルカ「でも、なんだかんだでお弁当は完食してくれたし、私の料理が苦手って訳ではなさそうね」
ハルカ「料理をきっかけにナツキくんと会話を繰り返せば、なんでナツキくんの事が気になるのかもわかるはず」
ハルカ「焦る事はないわ、じっくり行きましょ」
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