34: ◆Q3uVz89CEE[saga]
2015/01/14(水) 08:55:19.18 ID:BkYXDxI8o
もちろん倦怠期というものは存在した。
しかし、それは既に過去である。
数多の恋人同士が経験するであろうそれを、とっくの昔に彼らは経験していた。
この時期をいかに過ごし対応するかが、その二人の関係をより強固にし
信用関係―このような単語は存在しないが―なるものからいわゆる信頼関係
へと変移するための重要なファクターだ。
また恋人関係というものは基本的に利己的なものを要する。
もちろん学生時代に経験するものはそうとは言い切れないが大学生、さらには
社会人へと成長すると、どうしても相手の社会的地位や財産、家柄などといった
ものが必ず付きまとう。スペックなしに信頼するためには自身が純粋である
時期、精神的に未熟であるときに築くことが必要だ。つまり、幼馴染であることは
損得無しに完全に純粋たる契約関係を恋人と結ぶための十分条件だ。
このように未成年であるときに信頼できる人物がいるかどうかでその後の人生と
自身の価値観が決定する、当たり前のことである。
439Res/183.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。