過去ログ - 魔王「ならば、我が后となれ」 少女「私が…?」
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◆OkIOr5cb.o
[saga]
2015/01/15(木) 13:53:16.27 ID:4V70RNmz0
少女は緊張した様子で、身体を強張らせていた
口調が時々崩れそうになるのを なるべく丁寧に言い換えようとしている様子も見て取れる
こういった様子は見慣れているのでよくわかる
つまりこの少女は 怯えながらも、俺の機嫌を損ねぬように気を張っているのだろう
誰も彼も、よくもまあそんなつまらぬことを気にするものだ
魔王「…持ち帰ったわけではないし、知らなかったのだろう。知っていて、なお持ち帰りたいならば それなりの事を覚悟する必要はあるかも知れぬが」
少女「……持ち帰りたい、です」
魔王「そうか。ならばその覚悟も頷ける」
少女「でも私は、まだ15で…」
魔王「……?」
少女「あと1年たたねば、身体も売れぬ年齢なのだと聞いています」
魔王「………」
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