過去ログ - 紬「真夜中のいちご」
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41:名無しNIPPER[saga]
2015/01/14(水) 21:26:20.86 ID:sdjP5j9j0


ゆっくりと歩きすぎたせいだろうか。
終バスはとっくになくなっていた。

「…ごめんね。わたしのせいで」

「いいって。気にするなよ。いいじゃないかこういうのも。たまにはさ。
 大学生っぽくて」

「タクシーつかまえようか。わたしお金出すから」

「いいっていいって。それよりさ…」

「深夜喫茶にでも入って朝まで時間潰さないか?」

「なにそれ!たのしそう!」

「だよな?なんか大学生っぽいよな?」

「うん!大学生っぽい!ふたりだけの二次会ね!」

「そうだな、ふたりだけの二次会だな」

お酒のせいなのかどうなのか、澪ちゃんは妙にハイテンションで、わたしもなんだかハイテンションで、笑ってはしゃいでバス停を後にした。




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