17: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/16(金) 04:51:08.18 ID:PEktmlVB0
俺はそこで目が覚めた・・・
最近よく見る夢だ・・・
18: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/16(金) 16:54:05.15 ID:PEktmlVB0
コンコン
提督「!」
そんな馬鹿なことを考えていると、ノックの音が聞こえた。
19: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/16(金) 17:06:28.13 ID:PEktmlVB0
執務室の俺の机には俺の好きな緑茶と、皿に乗った二つのおにぎりがあった。
そして俺の机の斜め向かいに秘書艦の机がある。
加賀はそこに座って、事務仕事をしていた。
俺は席に座り食事を始める。
20: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/16(金) 17:17:07.57 ID:PEktmlVB0
加賀「提督。」
提督「なんだ?」
加賀「昨日の悪夢はどんな内容でしたか?」
21: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/16(金) 17:23:58.26 ID:PEktmlVB0
提督「いや・・・優秀な秘書艦がいて俺は嬉しいよ。」
加賀「提督、話を逸らさないでください。」
提督「それよりも・・・加賀は俺の洗濯物の匂いが好きなのか?」
22: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/16(金) 17:24:41.32 ID:PEktmlVB0
ここまで
23:名無しNIPPER[sage]
2015/01/16(金) 19:49:16.60 ID:bJf7fig/o
乙
24: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/17(土) 04:36:11.86 ID:ElAJOW8e0
あれから一時間。
俺は執務を、彼女はただ椅子に座っていた。
時折彼女の方に目を向けると、こちらを見ている。
まるで観察されているようだ。
そんな空気に耐え兼ね、俺は行動を起こした。
25: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/17(土) 04:56:19.35 ID:ElAJOW8e0
加賀「・・・」
加賀はその財布に目もくれず俺を無言で見つめている。
そのまっすぐな瞳は、間違いなく俺に何かを訴えかけていた。
そんな彼女の目を見続けることなどできなかった。
26: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/17(土) 05:01:57.30 ID:ElAJOW8e0
提督「・・・」
正論だった。
いや正論でないはずがない、そんなことは俺が一番よくわかる。
組織はその長の能力以上のものにはならない。
27: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/17(土) 05:03:48.69 ID:ElAJOW8e0
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