過去ログ - QB「踏まれたい!」
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23: ◆FLVUV.9phY[saga]
2015/01/16(金) 23:06:55.14 ID:z4NueU69o

(不相応に大人びた美しい足が、無邪気に子供っぽく揺れ動くなんて、なんてミスマッチなんだ。
だけど、そのミスマッチが心地よく、隙間に入り込んでくる! す、凄いよ、凄いギャップの素晴らしさだ! 
こんな、こんなの我慢できるはずがないじゃないか!)

 キュゥべえは彼自身でも気が付かないうちにゆっくりとマミの足元へと歩き出す。

 その姿はまさに樹液に誘われる甲虫に他ならない。もしくは腐臭に群がるハエであろうか。
兎にも角にも、誘われるままに吸引されていくその姿は明らかに知的生命体とはかけ離れてしまっているのである。

「ひゃっ、ひゃん!」

 フラフラと揺れ動いていた自身の足に突然、滑らかなクチクラ層を持った柔らかい毛並と、
恒温動物としては比較的低めであろう体温が伝い、思わず驚きの声が上がる。

「ど、どうしたの? キュゥべえ?」

「別に大したことじゃないさ。気にせず髪を乾かすといい」

 すりすりと、頬ずりをするようにマミの滑らかなくるぶしとかかとの延長線上に身を寄せるキュゥべえは、
なんてことはない、とでも言いたげに答える。


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