過去ログ - 部長「どうして彼がモテるのか、調査の必要有るかもね」
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1:名無しNIPPER
2015/01/16(金) 17:09:21.59 ID:eWP4zxwn0

〜新聞部の部室にて 〜



部長「部員諸君、定例会議に集まってくれてありがとう」

後輩「部員諸君なんて畏まっても、部長を含めて三人しか居ないんですけどね」

部長「……いきなり事実をつきつけるのが君のジャーナリズムかい?」

後輩「それっぽい言葉で言われても返答に困りますね。しかもその三人目は幽霊部員で顔も見た事ないし」

部長「人数の少なさは部員各々のクオリティでカバー出来ているから問題ないさ。
   三人目の人もちゃんと頑張ってるよ。 さ、それより、本日の会議に早速入ろう」

後輩「また“広報誌の発行部数を増加に繋ぐためにどうするか”を話すんですか……。
   最近の議題はそればっかりで、新鮮味が全然ないですよ……」

部長「では、なぜ新鮮味がないのか。 それを君は考えた事があるのか?」

後輩「そりゃ同じ事ばかりを話し合うからでしょう」

部長「否。 それは、話し合いばかりで現状に進展が無いからだ。
   結果、それがマンネリを生むことになっている」

後輩「そこまで言うからには、何かマンネリを打破する方法を今回は考えてきたんですか」

部長「その通り! と、いうわけで、今回はゲストを呼んでいる!」

後輩「ゲスト?」

 

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2:名無しNIPPER[saga]
2015/01/16(金) 17:14:37.95 ID:eWP4zxwn0


部長「ゲストの方、どうぞ入ってください!」

男友「あ、どうも。 会議中にお邪魔します」
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/01/16(金) 17:15:57.74 ID:eWP4zxwn0

部長「では、改めて。彼は僕の友人で……」

男友「自己紹介がまだだったな。 
   2年5組、男友って言います」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/01/16(金) 17:17:33.71 ID:eWP4zxwn0

後輩「それで、男友さんは何故に新聞部の部室へ?」

男友「部長に頼まれていたんだよ、なんか記事に出来そうなネタは無いかって」

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/01/16(金) 17:20:51.87 ID:eWP4zxwn0

男友「あー、話が進まないんで俺から話すよ」

後輩「お手数かけてすみません」

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/01/16(金) 17:23:01.99 ID:eWP4zxwn0


男友「話を戻すぞ。 その俺の身内で起こっているのが、俗に言うラブコメ展開なんだ」

後輩「ラブコメですか?」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/01/16(金) 17:25:54.12 ID:eWP4zxwn0

男友「で、だ。 そのラブコメの中心人物が、俺の友人である 男 なんだ」

後輩「男さん、ですか」

以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/01/16(金) 17:32:33.60 ID:eWP4zxwn0

後輩「私は男さんを知りませんので、外見的特徴などの情報を」

男友「身長は170cm前後。 前髪で顔の半分が隠れていて、体格は細身。
   口数は少ないほうではないが、率先して喋るほうでもない。 何故かいつも疲れていてよく眠っている」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/01/16(金) 17:33:35.33 ID:eWP4zxwn0

後輩「その男さんって彼女とかいないんですか?」

男友「いたのなら事態も収束するんだがなぁ。
   これといった意中の相手がいなさそうだから、他の子が躍起になってんだよ」
以下略



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