過去ログ - 時雨「ボクがボクの事ボクって呼ぶ理由?」
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13: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2015/01/17(土) 10:52:46.82 ID:ElAJOW8e0
少尉「それなら皆に見えないのも納得がいく。」

時雨「へ・・・はい・・・そうなの・・・かも・・・」

少尉「武運長久をお祈り申し上げます。」

時雨「うん…アリガト・・・」

時雨(まぁ…あながち間違っても無いのかな…)


少尉「しかし・・・なぜ私の前だけに顕現されたのでしょうか?」

少尉「艦長は山上少佐ですが・・・」

時雨「それは・・・」

少尉「それは・・・」ゴクリ

時雨「君がボクの知り合いによく似てるから・・・かな?」


少尉「なるほど…光栄であります。」

時雨「あはは・・・」





いまだ混乱した頭だったけど、ボクはT少尉から情報を集めた。
今はアメリカやイギリスと闘っていてボクは陸軍第二師団輸送船団の護衛の任務に就いているらしい。
そして彼は船の技官として、ボクに乗船したらしい。
いまだ実感がわかない。


けれど確かなことが一つ。
この船の側面に書かれた文字『レグシ』。
ボクは今、記憶の中にしかなかった自分と対面しているという事。


ボクはいまだ、提督の部屋でベッドに寝ていた事しか思い出せない。
ボクはなぜここにいるのか、なぜ提督に似た彼だけにしかボクが見えないのか。
何もわからない。

でもボクはこの少尉にあってどこか安心している。
どこか提督に似ていて、一人称も同じだから・・・かな?








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