14:名無しNIPPER[saga]
2015/01/17(土) 20:09:41.93 ID:cF1HlNHB0
「さぁ、君の願いを叶えてあげよう」
願い?
「君が欲しいものを僕があげる、魔法をかけてあげる」
「そのガラスの靴は、君だけのものだ」
何でも叶えてくれるというのなら
それなら私は
小さなガラスの靴を履いた瞬間、それは淡い粒子となり空へと舞った。
世界が蒼色へと変わっていく。
「君はまだ進むんだね」
表情は分からなかったけれど、悲しそうな顔をしている、そんな気がした。
「貴女に祝福があらんことを」
黒いシルエットが消えて新しい扉が生まれた。
光り輝く大きな扉のドアノブを回して、私はその向こう側へと。
きっとそこは、今までと別の世界が広がっている。
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