過去ログ - 梓「暗夜の心中立て」
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9:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/18(日) 18:20:29.87 ID:2BoFFSWx0
想いのたけをぶちまけたら、涙が出てきた。
そう、これが本心。私が本気で愛しているのは唯(たった)一人だけ。
どうしてこう、うまくいかないんだろう。

「あずにゃん、ごめんね。あずにゃんの気持ち、分かってあげられなくて」

抱きしめられた。今度こそ、想いは伝わったのかな……?

「あずにゃんの気持ち、すごく伝わってきたよ。でもね、それでも不安になっちゃうんだ。誰に対しても、そう言ってるんじゃないかって……」

「……なっ……!」

「今まで、疑っちゃうようなことが多すぎたから……あずにゃんのこと、信じられなくなっちゃったのかもしれない……ごめんね、ごめんね……信じたいのに、どうしてもこわくなっちゃうんだ」

他の人にも、さっきみたいに想いをぶちまけることがあるか、だなんて……あるわけない。
さっき、それこそ命を投げ出す想いで気持ちを伝えたのに、それすら軽はずみとかヤケだと思われてるんだろうか。
どうして? 私、そこまで信用されてないんだ……さすがに、ショックだ。

愛する人に信じてもらえない絶望感。
でも、その絶望の中から、今度はどろどろとした想いが湧き上がってくる。
なんとしてでも……この人の心を、こっちに向けさせたい。



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