過去ログ - 神「君、今から勇者ね」男「はぁ?」
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2:名無しNIPPER[saga sage]
2015/01/18(日) 21:56:47.95 ID:DfGa76vqO
…OK。落ち着こう。思い出せ。俺はいつも通り仕事を終えて家に着いた。そしてカップラーメンをすすり、シャワー浴びてジャージ着て寝た。うむ、確かにジャージ着てるな。
「でね。君には勇者の称号を持ってこの世界を冒険してもらうよ」
「今現状確認中です。話しかけないでください」
下着もそのまま。ポケットの中は…スマホだけか。
「……神を信じなさい。まずメニューって念じてみて」
それから、後は…メニュー?
「うおっ」
周りの景色はそのままに何かが表示されてるのがわかる。なんか変な感覚だな…
名前:???
称号:勇者
ステータス
STR:1
INT:1
AGI:1
VIT:1
DEX:1
LUK:1
武器:素手
防具:ジャージ
アクセサリー:なし
スキル:なし
「見えたね?それ作るの苦労したんだよ。それで、ステータスは君が好きに振り分けて。初期ポイントあげるから」
「…ここは異世界。あなたは神様。わかった。けどなんで俺が選ばれたんですか?」
ステータスまで出されたんだ。この際、神と信じて夢でもいいからこの世界を楽しもう。
「簡単だよ。まず一つ目、向こうの世界から消えても問題の少ない人だったから」
え。
「二つ目、私と同じ趣味を持ってたから。最後に、二つの条件満たした人からランダムに選んだ結果、君になったんだ」
まてまて。最初のが気になる。
「一つ目に当てはまらないのですが」
「ん、君が気付いてないだけだよ。天涯孤独。それに加えて周りから疎まれてて、かつ陰が薄い」
気付いてないだけ?天涯孤独なのはわかる。だが、周りから疎まれてって…
「大丈夫。原因はそういう星の下に生まれたからだよ。説明戻ってもいい?」
そうか。うん、わかった。OK。了解。神様のいうことだ。そうなんだろう、と割り切ってしまえ。
「お願いします」
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