過去ログ - 花陽「ありがとう」
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22:名無しNIPPER[saga]
2015/01/19(月) 00:36:41.79 ID:VAybOduIo
(雨の降りしきる、とある公園)

凛(凛はこれからどうすればいいんだろう……もう何もわからないよ)

凛(雨、冷たいな……)

サッ

凛(……?)

海未「傘をささないと、風邪を引いてしまいますよ」

凛「海未ちゃん・・・・・・」

海未「まったく、いきなり飛び出していったいどこに行ったのかと思いました。凛は本当に猫みたいなんですから」

凛「ごめんなさい……勝手なことばっかりして、怒ってるよね」

海未「怒ってはいませんよ。心配はしましたけどね。それに、勝手な行動ばかりされるのは穂乃果のせいで昔から慣れっこですから」

凛「そっか……でも、ごめんなさい。せっかくにこちゃんが企画してくれて、ここまでみんなと進めてきたのに……
  凛が馬鹿だったから、すぐ勝手に突っ走るから……・今回の計画も台無しになっちゃうかも」

海未「どうしたのですか、あなたらしくもない。少なくとも私は、凛が間違ったことをしたとは思いませんが」

凛「そんなことない! そんなこと……ないよ……」

海未「凛……?」

凛「だって……だって、凛がかよちんにどうしても頑張って欲しくて、あんなにわがままばかり言ったからかよちんを追い詰めちゃったんだよ? 
  こんなの、ただ勝手なだけだよ……」

海未「…・・・本当にそうでしょうか」

凛「そうだよ。だって……かよちん、泣いてたもん」

海未「花陽が泣いているところを見たのですか?」

凛「かよちんは昔からよく泣いちゃうけど、あんなに泣いてたところなんて見たことない……
  それだけかよちんにとって辛いことを、凛が無理やりやらせようとしちゃってたんだよ。こんなの、親友失格だよね」




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