過去ログ - 花陽「ありがとう」
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3:名無しNIPPER[saga]
2015/01/18(日) 23:27:19.23 ID:3lgqmWylo
ことの始まりは、ラブライブ決勝を二ヵ月後に控えた、三学期も始まって間もない日の放課後。
いつものように部室に集まり、練習が始まるまで雑談に興じていた最中の出来事でした。

 にこ「あんたたち! 全員そろってるわね!」

 花陽「あれ? にこちゃん?」

 真姫「いきなりどうしたのよ。センター試験が近いから、今日からしばらくは三年生は練習せずにみんなで勉強会って言ってなかった?」

  凛「にこちゃん……望み薄だからって今から諦めちゃうのはさすがに早いんじゃないかな……」

 にこ「つ〜ね〜る〜わ〜よ〜!」ギュムム

  凛「もうつねってるにゃ〜!!」

 海未「それでいったいどうしたのですか? 勉強が嫌でここに来たのなら、希にまたわしわしされる前におとなしく勉強会に向かったほうが良いと思うのですが……」

 にこ「だから違うっての!! これを見なさい、これを!」

穂乃果「なになに……区民会館多目的ホール使用許可証?」

ことり「にこちゃん、これってもしかして……」

 にこ「そ! ライブ、やるわよ! あくまでミニライブだけどね!」

  凛「やっぱりにこちゃん、勉強が嫌で……」

 にこ「し〜つ〜こ〜い〜わ〜ね〜!!」ギュムムム

  凛「にゃあああああ!!」

 花陽「にこちゃん、そんなに引っ張ったら凛ちゃんのほっぺた伸びちゃうよ〜!」

 真姫「でもこれ、日付がセンター試験の日になってるわよ? これってどういうこと?」

 海未「にこ……さすがにセンター試験の日にライブをやるのはいくらなんでも無理があるのではないですか?」

 にこ「もちろん、私達三年生は出ないわ」

穂乃果「じゃあどうするの? さっきはミニライブって言ってたけど」

 にこ「ユニットでのミニライブよ!」

 花陽「ユニットでライブしちゃうのぉ!?」

 真姫「でも、どうしてこのタイミングでユニットでミニライブなんて考えたわけ?」

 にこ「決勝までに少しでも多くアピールしておきたいってことを考えると、全員で出れないとしても決して無駄にはならないわ」

 海未「確かに一理あるとは思いますが……具体的にはどうするつもりなのですか?」


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