過去ログ - 【艦これSS】提督「壊れた艦娘と過ごす日々」04【安価】
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898: ◆oeBS4v7bwY[saga sage]
2015/01/26(月) 01:38:29.86 ID:BYw6X1W8o

浜風「やっぱり睦月は提督と放れるの寂しい?」

睦月「にゃっ! にを言ってるの!?」

 何を、と言いたかったのだろうか。猫のような声を挙げながら取り乱して抗議した。

睦月「別に睦月はそういうのじゃないよ!」

浜風「本当に?」

睦月「本当に!」

浜風「ふぅん」

 悪い顔してるな……。

 あまりこう言う事を言いたくはないが、もし浜風が向こうの提督にも同じ態度で接していたのだとしたら、気苦労と言う点で話が合うかもしれない。

浜風「昨日ホットケーキ作ったんだよね」

睦月「何で知ってるの?」

 食べることの出来なかった幻のホットケーキだ。

 まさかつまみ食いをしたのは浜風だったのか?

浜風「伊58さんに差し入れするために作ったのは普通で、提督にお作りしたのはそれよりもグラニュー糖を少なくしたんだよね」

睦月「!?」

浜風「提督が蜂蜜を多めにかけることを想定して、ちゃんと丁寧に……」

睦月「うわああああ! にゃああああ!」

 両手を振り回しながら睦月が叫ぶ。

提督「そこまでしてくれていたのか……」

 なのにどうして姿を消してしまったのだろう。

浜風「いっそ提督の部屋で寝──」

睦月「しゃらあああっぷ!」

 抱きつくようにして身を寄せて、浜風の口を抑え付ける。

提督「ま、まぁ、睦月。落ち着こう」

睦月「ふにゃああ!」

浜風「もが……んん。提督は睦月の事どう思ってます?」

提督「どうと言われてもな……。居てくれないと困る」

睦月「なう!?」

 今日一番の高音で睦月が驚きの声を挙げた。




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