過去ログ - 【バジリスク】伊甲二十勇士が現代にやってきた【甲賀忍法帳】
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[saga]
2015/01/20(火) 15:35:18.47 ID:fKmDjkqAO
本編(?)投下
「まあいいや、起きられるか?」
仏頂面のままの男に問われて、身を起こそうとした弦之助だったが…
「あの…弦之助様…」
朧のおずおずと呼びかける声にそちらへ向いた弦之助は、自らが朧の手を握っている事に気付き慌てて離そうとした。しかし朧は自らの手に力を込めると、弦之助を真っ直ぐ見つめると
「嫌です。もう離れ離れになりとうありません」
小さいがはっきりとした声で、自らの想いを弦之助にぶつけた。朧にすれば、死を持ってようやく愛しい男(ひと)と結ばれたのに来世と覚しき場所で繋いだ手を離されようとした。その事が再び弦之助を失うかもと恐怖したのだ。
一方、男の方も二人の会話で引っ掛かる物があった。
(『弦之助』、『朧』、男は刀を持ってる。まさか…な)
自分の推測が、有り得ない事と思いつつも確認の為二人に問いかけてみる事にした。
「そのままでいいから答えて欲しい。甲賀弦之助、伊賀の朧。で合っているか?」
外れてほしい。男の願いも空しく、二人とも頷いたのを見た男は、
(何なんだよ。マジかよ)
と思わず天を仰いでしまった。
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