過去ログ - 姫「王子の代わりに戦う使命を負った」
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6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/20(火) 16:25:12.08 ID:v18eES5U0
獣人「王子!」

姫「どうした!?」

部屋のドアが乱暴に叩かれ、獣人が入ってくる。
まだ男装をといていない私は、王子として獣人に返事をする。

獣人「西の森に、魔族と思われる群れが現れたそうです」

姫「そうか…今行く」

私は剣を手に取り、部屋を出る。
幸い氷河魔人との戦いで大した怪我は負っていない。だからまだ戦える。
疲れは顔に出さない…だって私は、皆の希望である王子なのだから。

「王子様、流石頼りになる」
「頑張って下さい王子!」
「王子、ご無事を祈っています」

誰も私を見ていない。皆が期待をかけているのは王子。

例えそうでも――

姫「ありがとう、行ってくる」

私は、王子として人々を守る。それだけが、私の必要とされる理由だから。


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