過去ログ - 折木「最初から入須先輩の好感度がMAXだったら」
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562:ましろ ◆N1vbNCohz.[saga]
2015/02/16(月) 21:50:28.24 ID:trZdAU1Y0
入須「……どうしたの?」

奉太郎「あっ、えっと、言い忘れていたことがあって」

入須「言い忘れてたこと? 何かあった?」

奉太郎「入須先輩のその勇気は称賛に価すると思います!」

入須「…………なんのことだ?」

奉太郎「えっ、えっと……だから、俺の事を好きだと言ったことです!」

入須「!」

奉太郎「答えを今だすのは……無理ですが、これだけは言えます」

奉太郎「……生きている中で一番うれしかったです。あの時は」

入須「ふふっ、あの時だけか?」

奉太郎「いえっ! 今もです! 一緒にいる時はずっと! なので……ありがとうございます」

入須「その言葉が聴けてこっちも嬉しい」

入須「私の事は、迷惑かなと思っていた……今の今まで、な」

奉太郎「すいませんでした」

入須「謝るのなら今答えを出せない事についても謝ってほしいな」

奉太郎「……重ね重ね」

入須「……いいよ。文化祭に貰ったあの探偵人形、毎晩抱いて寝ている。とてもお気に入りなんだ」

入須「それで許そう」フフッ

奉太郎「あ、ありがとうございます……」カァァ

入須「明日も学校はある。そろそろ、な?」

奉太郎「あっ、最後に一つだけ。今度は、俺から誘います」

入須「……君を好きになってよかった」プツッ

奉太郎「(……省エネの夏休みは延期するか)」ガチャン

供恵「…………」ジー

奉太郎「…………何だよ?」

供恵「これやるわ」スッ

奉太郎「(封筒……金じゃないよな?)」

供恵「お金じゃないから。入須ともっと仲良くなれる券が入ってるわ」スタスタ

奉太郎「はぁ?」

供恵「中身は一緒に確認しな。その方が盛り上がるし」

奉太郎「(……相変わらずわからん姉貴だ)」

奉太郎と入須先輩の関係編 終


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