2:名無しNIPPER[sage]
2015/01/21(水) 21:47:38.37 ID:YZpFmUMEo
新年を迎え、1月も半ばになってきたある特別な日の夜。
一人寂しい外回りをやっと終え、手を擦り合わせながら事務所に帰ってくると、そこにいたのは貴音一人だった。
P「む──?」
P「(律子も音無さんもいないな。後片付けは終わってるだろうし、定時でさっさと帰ったのかね)」
P「(恐らく他のアイドル達もだな。仕事だからって俺抜きで楽しみやがって)」
P「……何で音無さんは帰ったんだ。大人びてはいるが、貴音も二十歳前の子供なんだから」ボソボソ
P「(ま、かく言う俺も帰る気満々だが。何のために昨日寒い中、ぶっ壊れたこたつを新調してセッティングしたと思ってる)」
P「『さっさと残業を終わらせて帰ろう』」
P「(温まるもんが食いたい。確か家に野菜買ってあるし、鍋でもいいな……)」
P「(と、思ってた矢先にこれだ)」
貴音「…………」クルクル
P「(何だあれは)」
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