8:名無しNIPPER[saga]
2015/01/21(水) 23:24:04.72 ID:BXSaT6Ns0
そして、ウツギはオーキドのポケモン研究所を離れた。
ポケモンに対する愛の深さというより、すっかり変わってしまった彼の大博士が、怖かったからかも知れない。
そしてオーキドは、ウツギが去った後も、一人残って研究を続けた。
別に彼は、ウツギを止めはしなかった。そんなことより、溢れ出るポケモンへの好奇心を満足させることで、頭が一杯だったから。
大量のコラッタを使った、投薬ポケモン実験もやった。
ポッポの遺伝子組み換えも、数え切れないくらい。
コラッタ、ポッポ、ポチエナ、ホーホー、ケムッソ―――――――
オーキドの後ろには、いつしか大量のポケモンの死骸が積み上がっていた。
オーキド『ふむ、もう少しで完成か』
だが、かの老人は死骸となったポケモンには目もくれない。
彼の頭は、切って開いて取り出して植え付けることで、いっぱいだったから。
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