7:名無しNIPPER
2015/01/21(水) 23:53:43.40 ID:2VPYRRJgo
小鳥「別に、どうもしなくていいって思うわ。そのままで、いて欲しいって思う」
貴音「どういうことでしょうか。わたくしは、弱いままでいいのですか?」
小鳥「私はね、貴音ちゃん。それって、悪い事じゃないって思うの。だって、大切な人がいて、信頼できる仲間がいて、弱くなっちゃうぶん……それ以上に、強くなれることも、あるから。
貴音ちゃんだったら、きっとわかるって思うな」
貴音「大切な人……仲間……」
小鳥「私だって、そう。プロデューサーさんがいなくて、心細くて、寂しくて……一人じゃ、潰れちゃってたかも知れないわ。でも、みんながいるから。
頑張ってる皆と、私に皆を預けてくれたプロデューサーさんのために……私は、頑張れるの。自分の限界を超えて、ね」
貴音「小鳥嬢は……強いのですね」
小鳥「ううん。一緒よ、貴音ちゃん。ただ貴音ちゃんはきっと、まだ怖いんだと思う。初めての気持ちを知って、戸惑ってるんだと思うの。
貴音ちゃんは大人びてるけど……そういう意味では、まだ、子供だと思うから」
貴音「子供……確かに、そうかも知れません。ただ、不安を訴えるために泣きじゃくるだけの、幼い稚児。それが、今のわたくしなのでしょう」
小鳥「でも、大丈夫。そうやってみんな、大人になっていくの。強く、なるのよ。ねえ、今の貴音ちゃん、とっても可愛いわよ。そうね……王女、じゃなく、乙女、って感じかしら」
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