過去ログ - 電「二重人格……」
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24:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 00:17:29.54 ID:nnJyo87t0
陽炎が提督室から離れ、数秒後に、ドアを二回たたく。入れと、提督の声が返ってくる。
プラズマ「失礼します」
提督「! 電、君はなんでここに?」
プラズマ「司令官さん、ちょっと、お願いがあるのです」
提督「いや、しかし、君は隔離されて……」
以下略



25:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 00:18:10.72 ID:nnJyo87t0
陽炎「あれ、開かない。司令、大丈夫ですか!? 司令! 司令!」
提督「…っ、か、陽炎……はっ、プラズマ……」
プラズマはニコリと笑いかけ、のこぎりを握り締める。
提督「な、何をするんだ、貴様!」
プラズマ「私のこと、解体しようとしていたんでしょ。その前に、提督を解体しようと思って」
以下略



26:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 00:18:44.56 ID:nnJyo87t0
プラズマ(止めて! おい! こいつは私たちを殺そうとしたんだよ!)
電は無言で、プラズマを引っ込めようとするが、中々出来ない

プラズマ「……ぅぅ、ぁ、ああー、うぐっ……ぁ……ぁ」

以下略



27:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 00:20:17.32 ID:nnJyo87t0
電は手にあるのこぎりを思い切り、自分の腹に刺した。
激痛と入れ替わりに、引っ込むプラズマ。

ドガン
誰かが、提督室を砲撃する。他の艦むすたちが、中に入ってくる。
以下略



28:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 00:20:57.90 ID:nnJyo87t0
提督は黙って、電を持ち上げる。
電「司令官さん……次に生まれてくるときは、平和な世界がいいな……」
電はニコリと微笑んで、目を閉じた。

陽炎「電ちゃん……」
以下略



29:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 00:22:55.70 ID:nnJyo87t0
***

電は運良くも助かり、現在、麻酔の効果で眠っている。
提督は暇な者を集め、ミーティングを開いた。
艦むすに、電を解体すべきかを問う。
以下略



30:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 00:23:27.40 ID:nnJyo87t0
電は数日間眠り続けた末、見事全快した。
そして、提督の口から、あの日の出来事を伝えた。
電は何度も謝罪し、提督に解体を頼んだが、提督はそれを認めなかった。

今は、前と同じように、第六駆逐隊の子たちと一緒に過ごし、遠征を主に担当している。
以下略



31:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 00:24:10.61 ID:nnJyo87t0
響「遠征から戻ったよ」
提督「ご苦労。ゆっくり休んでほしい……電はもう体調は大丈夫か?」
電「もう心配ないのです。お気遣いありがとうなのです」
提督「そうか……よかったよ」
提督は電の頭を撫でる。電は顔を赤らめる。
以下略



32:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 00:26:00.39 ID:nnJyo87t0
<あとがき>
閲覧ありがとうございます。この場でお礼を申し上げます。
お気づきかも知れませんが、艦これをやったことがありません。ゲームが苦手でして……

>>4
以下略



33:名無しNIPPER[sage]
2015/01/23(金) 00:48:30.76 ID:GFhTpvcZ0
ハッピーエンドでよかった
乙!


34:名無しNIPPER
2015/01/23(金) 01:16:28.83 ID:nnJyo87t0
>>33
おつありです!


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