12:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 00:28:49.34 ID:vDjOkIHnO
市長『目的は函館市の漁船を出港させず、これ以上イカを食べられないようにするため。奴らはイカの保護という目的をちょうど都合よく果たしてくれそうな深海棲艦に、最近になって技術提供をしていたようだ』
日向『予想をはるかに超える下らない理由だな』
千代田『最近深海棲艦がやたらと強くなっていると思ったわよ……』
市長『そうとくればこちらのもの。敵の味方は敵だ。深海棲艦が宇宙人侵略の先駆けとなる恐れがあるのなら私たちも攻撃できる。少し市議会をまとめるのが遅くなってしまい参戦が遅れたが、それはこれから挽回させてもらう。どうか、共闘させてもらえないだろうか?』
提督「それはこちらとしても願ったり叶ったりだ! どうか、よろしくお願いしたい!」
市長『ありがとう。では現場の指揮権はあなたに持っていただきたい。深海棲艦についてはあなたの方が慣れているだろうからね』
提督「了解!」
市長『よし。摩周丸、八甲田丸、大雪丸! 話は聞いていたか?』
『はっ!』
市長『各艦司令官殿に艦のデータを送るように。これ以降作戦終了まで司令官殿の指揮下へ』
『はっ!』
夕張『大雪丸!? 星間連絡戦艦は摩周丸と八甲田丸の二隻だったはずじゃあ……!』
市長『よくご存知だね。実は去年の暮れに大雪丸が見つかってね。今では松前丸も函館で待機中だ。……ああ、それから他の兵器のことなのだが、タワーロボは陸戦用で海での戦いには向いていなくてね。ゴリョウカクは現在イカール星人と月軌道上にて交戦中。呼び戻すのに時間がかかる。中空土偶はどのような条件で動いてくれるのかよく分からなくてだね……。大ハコダテ山要塞の2800cm宇宙榴弾砲は例によって例の如く強力すぎて使えない。申し訳ないが今はその戦力で我慢してはくれないだろうか?』
提督「これで十分……!」
司令官は不敵な笑みを浮かべた。
提督「これで最後のピースが揃った……! お前たち、一気に畳み掛けるぞ! これが――最終決戦だ!!」
無線からは次々と鬨の声が上がった。
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