過去ログ - 武内P「あなたのお名前を」芳乃「わたくしはー」
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11:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:38:36.76 ID:1ScxNNNj0

武内P「恐らくもう猶予がないのかもしれません。思い返せば女将さんの態度が豹変した時から」

武内P「あの子は視界の端から消えていたような気がします」

あやめ「それはつまり、急いで本物のあの子を見つけてないといけない事態が差し迫っていると――」

刹那、おぞましい気配の接近を感じ取ったあやめは咄嗟に窓を開き、同じく気配を感じた武内Pが
仁美を抱えて飛び出るのを確認してから自分も2階から飛び降りる。

数秒後、あやめ達のいた部屋に青白い肌をした者達が床からすり抜けて現れたではないか!

仁美「な、なに、何が起きたの!?」

あやめ「本当に歓迎されていませんね……ここまで襲撃が早いとは」

仁美「襲撃!? え、一体なにが……」

武内Pに抱き抱えられたまま後ろを振り返った仁美は、民宿の壁から染み出すように現れてくる
青白い肌の者達を見て絶句する。
よく見ると生気を感じられない肌だけでなく、その顔は目と鼻と口があるべき場所にただぽっかりと
黒い空洞が開いているだけであり、脚のあるべき部分は霞がかって何も見えない。
それら全ての要素が3人を襲ってくるモノ達が人ではないことを表していた。

仁美「なんなのー!?」

武内P「この気配にあの性質、亡者の類でしょうか」

あやめ「恐らくは。珠美殿が見たら泣いてしまいそうですね、あれは」



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