過去ログ - 武内P「あなたのお名前を」芳乃「わたくしはー」
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16:名無しNIPPER[saga]
2015/01/25(日) 11:44:45.56 ID:1ScxNNNj0

武内P「行きましょう、幻を見せてまで自分達を呼んだ子がいるとすればこの先の本殿です」

武内P「今こうして時間稼ぎをしてくれている浜口さんのためにも、急いで会わなければなりません」

仁美「うん、行こう!」

さすがに亡者たちをこの世に留めておくだけの力を発揮している神社の本殿ともなれば、別格の
雰囲気を纏っており、周りの空気にすら肌を痺れさすような微弱なエネルギーが混じる。

武内P「開けます」

本殿の扉を注意深く観察し、危険はないと判断した武内Pは鍵のかかった扉を腕力で強引にこじ開けた。

??「……どなたでしてー」

仁美「この子が……」

武内P「……」

本殿の中にいたのは、まさしく武内Pと仁美が見ていた幻と同じ少女。
さらにその周りには少女を封じ込めるために描かれたと思われるいくつかの謎の絵と、
多くの札や紐などの道具がかなりの規則性を持って並べられ結界を形成していた。

??「むー? もしやそなた達でしたかー。わたくしを探しているのはー」

武内P「はい、あなたの幻に呼ばれて来ました」

仁美「なんでこんな所に閉じ込められてたの?」

専門的な知識など持たない者でも、ここがどれだけ異様な場所であるかは少女の周りにあるものを
見れば一目瞭然であり、だからこそ拘束などされていない少女が逃げ出していないことが
仁美には理解出来なかった。



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